アメリカで人気!スノーフェンス古材

2019.02.01
その他
ブログ写真

インダストリアルスタイルやカリフォルニアスタイルのインテリアに取り入れたい古材。
足場板や納屋を取り壊した古材が有名ですが、当社がおすすめする古材はスノーフェンスとして使用されていた、『スノーフェンス古材』です。

スノーフェンスとは、降り積もる雪が幹線道路などへ流れ込むのを防ぐ為に設置されているフェンスのことで、
アメリカ西部にあるワイオミング州には昔からこのフェンスがあり、広大な大地で山などの遮る物が何もないアメリカではよく知られた風景のようです。

このスノーフェンス古材は、7~20年に渡ってフェンスとして使用された後は燃やしたり土に埋めるなどの廃棄処分されていたのですが、 20年ほど前から建築やデザインの分野で壁材などとして再利用されるようになり今ではアメリカだけでなく世界で住宅や商業施設などで使われています。 あの有名なコーヒーショップや、近年人気のハンバーガーショップの壁材にも使用されているそうですよ。

古材なんてどれも同じと思われるかもしれませんが、他の古材と比べて何が違うかというと、 第一にクリーンである事です。古材として納屋などの家屋を取り壊したものが有名ですが、人や動物が出入りしているのでねずみなどの死骸があった可能性もあります。 それに比べてスノーフェンス古材は米国内で最も人口密度が低いワイオミング州の風、雪、雨、日射(太陽)の自然の力によってのみエイジングされているため、 もっともクリーンな古材と言えると思います。

その他にも、木は長期間掛けて乾燥するほど割れにくいなどの利点があり、 その点スノーフェンス古材は2100M以上の高地にあり乾燥地帯であるワイオミング州で10年以上かけてゆっくりと乾燥されるので納屋を取り壊して乾燥させた古材より含水率も低く、高地で乾燥されるため木材の害虫の生存もほぼ不可能となります。 また、壁材などとして使用する場合の利点だけでなく、環境面でもスノーフェンス古材は適しています。 自然の力によってのみ乾燥されるためCo2を排出する人工的な乾燥が必要なく、ワイオミング州の雪害から守った後はインテリアなどで再利用されるというサイクルを繰り返すため、サスティナブル(持続可能)な木材になります。

スノーフェンス古材は、『Centennial Woods』というワイオミング州にある企業が、スノーフェンスを設置し、古い材の取り外しから新しい木材へ取り替え、そして壁材などの建築資材へと製品化しています。

こちらの動画から、広大なワイオミング州の景色、スノーフェンス設置の様子や、古くなった材を取り外し建築資材へと加工する様子などを観る事ができます。 アメリカならではの施工例を見ることもできます。

古材というと、ブラウンやシルバー系の古色が主流ですが、そこはアメリカ発の古材だけありカラーにバリエーションがあります。 例えば、レッド系やブルー系の古材もあるんですよ。 こちらがレッド系のSundance Red(サンダンス・レッド)

そしてこちらがブルー系のWind River(ウィンドリバー)になります。 インテリアの一部として取り入れたら素敵な空間になりそうですよね!

その他には、シルバー系のLaramie(ララミー)と、

ホワイト系のSundance White(サンダンス・ホワイト)があります。

詳しいサイズや価格については、下記カタログダウンロードでご覧頂けます。
スノーフェンス古材カタログダウンロードはこちら

壁材としてインテリアのアクセントに使用できるスノーフェンス古材ですが、カラーボックスやテーブルなどの家具のリメイクにも使えそうですよね。 画像左上の単なる木のボックスにスノーフェンス古材を貼ってみただけなのですが、ラスティックな雰囲気にぴったりなボックスになりました。プランターとしてもグリーンが映えそうです!

通常は1束当り1.8㎡単位での販売ですが、このようにDIYでもお楽しみいただけますよう東急ハンズ渋谷店B1Bフロアにて長さが約30cm、60cm、90cm、120cmの4サイズで1枚単位からご購入いただけます。 カラーは、Laramie(ララミー)、Snowdance Red(スノーダンス・レッド)、Snowdance White(スノーダンス・ホワイト)、そして東急ハンズ渋谷店限定でブラウン系のYellow Stone(イエローストーン)を取り揃えております。

関連記事